スカウト活動 Q&A資料
スカウト活動は野外活動、特にキャンプ生活を通して、自然を学び、友情や協調の精神を育みます。
普段は、休日などに集まって、ハイクなどの野外訓練、動物園、博物館などの見学に出かけたり、工作やグループゲームなどの屋内活動、募金活動などの奉仕活動もします。春休み・夏休みには、キャンプを行ないます。
育成母体
杉並五団はカトリック高円寺教会から育成母体として、施設の無償提供などの物的支援や教導職(司祭)や信徒による精神的支援を受けています。
ボーイスカウト運動終局的目標の一つに「各自の明確な信仰を持つ」ことがあります。
団の教育方針においてもキリスト教精神に基づく教育をとりいれ、セレモニーやクリスマスの行事を聖堂で行ったり、キャンプで聖書の言葉を聞くなどをしています。
しかし、これはあくまでも各自の信仰(キリスト教とは限らず、仏教でも神道でも)を奨励する機会であり、洗礼を強制したりする事は決してありません。
保護者の関わり
保護者の方には、次のように関わって頂いています。
はじめに、育成会員となって頂くことです。これはすべての世帯からお一人になって頂いています。育成会目的は団の存続を維持し、活動の施設、経費の支援をすることです。育成会員は会則の定める育成会費をおさめ、育成総会の議決権を持ちます。杉並五団では年1回バザーがあり、ご協力を頂いております。
次に、スカウト活動の支援です。これは家庭内でのプログラムの指導、集会参加の準備をスカウトとして頂くことと、指導者の協力者としてプログラムに参加することがあります。
ビーバー隊では主に遠出をする場合に、安全確保のためにお手伝い頂いています。
子供会との違いは?
継続性があることです。スカウト運動の目的について述べましたように、スカウト活動のプログラムは1年を通して積み重ねるプログラムです。単発のプログラムで終わってしまう子供会や、サマーキャンプとは違い、リーダーの協力を得て、スカウトの自発的活動によって積み重ねられます。ビーバーのプログラムにおいては、「みんなと仲良くあそぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かち合う」ことをねらいとしています。スカウト自身が「たのしかった。また行こう」と思い、続けられるプログラムを目標にしています。
そして、それは一年のサイクルだけでなく、年月を重ね、ローバースカウトにまで続けることが最も大切な事もさしています。OB達が異口同音に語るのは「スカウト活動を続けてきた効果は、社会に出てから初めてわかる」と、いうことです。
リーダーは?
リーダーは全員ボランティアです。リーダーはスカウトOBやスカウトの保護者の方です。その人格、経歴において団委員会が認め任命した方たちで、連盟の指導者訓練を受け、自己研鑽をし、スカウト達のために奉仕しています。
費用
費用は次のようなものがかかります。
- 育成会費
前述のように保護者方には、育成会員になって頂いておりますので、「育成会費」して月額2,000円をいただいています。これは団を維持するため、活動の援助、備品の購入の経費として使われます。 - 入団金
入団に際し、10,000円いただいています。 - 隊費・活動費
各隊ごとで各月集めるもので、すべてスカウトに還元されます。カブスカウト以上では自治活動の一つとしてスカウト自身が隊に納入しますが、各隊では半年ごとにまとめていただいている場合もあります。 - キャンプ、ハイクの費用
年二回のキャンプとハイクの費用はその時々にいただいています。キャンプは一泊二日で5,000円~10,000円くらいで、ハイクは主に交通費です。 - 制服・活動用具の費用
ビーバー隊入隊に際しては各個人が活動で使う制服、記章類、書籍類を購入して頂きます。
制服はポロシャツ(2,160円)とキャップ(1,404円)です。書籍はビーバーノート(162円)とビーバー歌集(378円)などです。
上記以外にナップザックや水筒、レジャーシートが必要ですが、現在お使いもので十分です。
カブ隊、ボーイ隊と進みますとその活動に応じて、キャンプ用具(たとえばリュックサックや寝袋など)が必要になりますが、あまり高価な物を購入する必要はありません。
お問合せ・参加申し込み
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